SHOMONA

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1年前の日記 2日目

新婚旅行日記の書き起こしは2日目。

今日は観光名所しかない街、首都ローマ。

とにかくずっと食べていたような…

 

 

初日編はこちら

1年前の日記 1日目 - SHOMONA

 

 

4月17日ローマ晴れ

 

 

 

マジで朝ごはんが美味しい。本場の味を知ってしまうと、もう中国のホテルで洋風ビュッフェなんて食べられない。

8時半くらいに出発して、今日は死ぬほど歩いた。

まずスペイン広場。ここの何がスペインなのか分からず、丘の上のオベリスクスマホの翻訳機(あらかじめイタリア語の辞書機能をインストールしてた)をかざすも、ラテン語のため全く通用しない痛根のミス。これ以降、ラテン語問題が常につきまとう。

それから路地をずんずん進みトレヴィの泉に着く。業者が泉のコインをバキュームで器用に吸っていてしばらく眺めた。

Venchiというジェラート専門店で信じられない程うまいチョコレートジェラートを食べる。濃厚とはこのことだ!

 

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昨年銀座にもオープンしたから寄ってみて

 

 


この時点で10時半過ぎ。残りの午前中をパンテオンとナヴォーナ広場で過ごす。

パンテオン、でかすぎ。ナヴォーナ広場、広すぎ。初めて東大寺の大仏を見たときレベルの最大クラスの衝撃と30分おきに出会うので脳が処理落ちし、「大きいねえ」しか言えなくなる。

 


ランチはパスタ。狙っていた店に開店凸するも、休業日を引き当てるこの運力(うんりょく)すごいね。

第2志望の店でカルボナーラとマトリシアーナ(トマトソース)を食べ、そのあまりの美味しさに「今まで食べてきたパスタとは…?」と人生感が変わりそうになる。つけ麺のようなモチモチ、ソースのふくよかな旨み、食べごたえ、何もかもすごい。

 

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進化の方向性はまぜそばに近い

 


タクシーでコロッセオへ。ローマの歴史を予習していたのでガイド無しでも楽しめた。自撮り棒が活躍する。

凱旋門の足元でひと休み。凱旋門だけで4つくらいあったぞあの辺。王の帰還祝いすぎか。王良かったね。

フォロ・ロマーノで迷子になりながら、二千年前の生活に思いを馳せまくる。道が凸凹なので足の疲れがピークに…

 


メトロを乗り継いでバチカンへ。4時過ぎに着いてカフェテリアでひと休み。少し復活していざクーポラへ。

サンピエトロ大聖堂の丸い天井にあたるクーポラのてっぺんへ、無限に続く狭い階段を登る。「これだけ登るということは、最上階からの眺望はめちゃくちゃ怖いんだろうな…」という先取りした恐怖が、両足を重くさせる。

 


しかし意外にも、頂上は風も少なく人の肉壁も厚く、高所恐怖症でも大丈夫だった。クーポラの内部で天井を見上げた方が怖かった。

ゆるいが国際郵便の絵はがきを書き、大聖堂の内部を堪能してフィニッシュ。バチカンは厳かな国だった。

 

 

 

一担ホテルに戻り、歩いてディナーの店" BACCANO"へ。フォロワーがこの店のバーテンダーとFriendらしく、紹介と予約をしてもらうという願ってもない幸運。つくずく友人に恵まれている。本当に感謝しかない。

バーテンダーおすすめの食前酒を注いでもらい、エビのサラダとカプレーゼ、ボロニア風ミートソースを頂く。

とても美味しいし、サービスが素敵。バーカウンターに移動し、オリジナルカクテルを作ってもらった。手さばきずっと見ていられる。

値引きしてもらった上にタクシーまで呼んでくれた。チップを渡そうとしたがNoと断わられた。Signori Marioは紳士。

 


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こぶしサイズのめちゃうまカプレーゼ

 

 


ホテルに戻ったらサッカーの試合がやっていたが、恐ろしい早さで就寝。

3時頃目が覚めたので、日記を半分書いて再び眠りについた。

 

3日目に続く→

1年前の日記 3日目 - SHOMONA