SHOMONA

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1年前の日記 3日目

このシリーズも3日目に突入。

明日も書ければ無事三日坊主脱却。たぶんいける。

 

 

<ここまでの記事>

1年前の日記 1日目 - SHOMONA

1年前の日記 2日目 - SHOMONA

 

 

 

4月18 日

ローマ→ フィレンツェ 晴れ

 

 

 

チェックアウト後、歩いて駅に向かう。

 

偶然日本人のロケ班?みたいな撮影クルーを見かけ、ほお〜と思いながら歩いていたら、いつのまにか「駅構内に入っていくシーン」を撮ってるカメラマンと芸能人(若手俳優?アイドル?声優?)の間を通ってしまい、夫婦がテルミニ駅に吸い込まれていく絵が撮れてしまってたことになり、少し申し訳なかった。

 

 

 

気をとり直して、フィレンツェに向かう新幹線のような列車に乗る。向かい合って座った。

子供の頃から、母親の隣で「NHK テレビイタリア語講座」を眺めて育ったので、イタリアの景色などについては少しばかり身に覚えがあった。その中でも特に、ローマからフィレンツェにかけての田舎の風景が好みで、それは小高い丘の連なりと丘の上の家、山のすそまで続く草原、羊の群れ、オリーブ畑などから構成される。今回車窓から見ることが出来るので、密かに楽しみにしていた。

 


2人は電車に乗り、電車は走り出し、しばらくしてついにその光景を目にした2人。ようやくの景色に出会えて感慨深い俺を横目にゆるいが言った。

 


「なんか山口県に似てる」

 


いやいやいやいやと思ったが、よく見ると確かにそうだった。石灰岩がむき出しになった丘、手付かずの林、点々と存在する狭い畑、極めつけは家々を覆う赤茶けたレンガの屋根。これ下関をドライブした時に見たやつじゃん!

あれほど憧れていた風景がすっかり九州・四国地方の原風景にしか見えなくなったので、こんな発見もまた旅の良さだと思い込むほかなかった。

 

 

 


この日のフィレンツェでの目的は、郊外のアウトレットモール。足を踏み入れると、そこには見渡す限りの中国人。あれ、ここは上海の郊外だったかな?と不安になるレベルだった。パニーニを食べ、今はイタリアにいることを思い出す。

アウトレットでは、イタリアのブランドショップを中心に3時間ほどウロウロし、サングラスとネクタイを買った。

ゆるいはプラダのバックとキーケースも買った。以降、2人はサングラスをかけながら旅をする。

 

 

 

 

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ハンバーガーみたいなパニーニ

 

 

 

 

バスで市内に戻ってきたのは夕方で、ホテルに荷物を置き、20分ほど歩いてディナーの店に向かった。

今夜もフォロワーに予約してもらったレストランで食事。頭が上がらない。帰国したら絶対店に行こっと。

 

 

 

 

 

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Bar Pálinka バーパーリンカ – 国内唯一のパーリンカ専門バー

行きました。

 

 

 

さて、今夜のレストランは「フォーシーズンホテル」の中にあり、これがとても美しい。シャンデリア、花々...なんとグランドピアノまで。なんだかララランドのシーンみたいだねーなんて話していたら、本当に劇中歌を演奏してくれて今日一番テンションが上がった。

24ヶ月熟成の生ハムと、板状のパルメザンチーズで覆われたシーザーサラダ、そしてオリジナルカクテルを頂く。

店内を見渡すと、モデルや女優みたいな人しかいなくて、(服装も大胆!)こんなアジア人が来てごめんなさいとなった。

 

 

 

 

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生ハムも美味しかったんだけど…

 

 

 


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衝撃だったのはチーズ。人生で一番美味いチーズだった

 


ひと通り楽んだしそろそろ帰ろっか?となったところでバーテンダーエドゥアルド登場。特別なカクテルとケーキとお土産まで頂く!

会計には含まれてなかったので完全にサービスだった。どうもありがとう。美味しかったです!!!グラッツェ!!!!

 

 


興奮したまま歩いて帰り、空は満月で、夜道を歩くには最高の気温でもあった。

 

4日目に続く→

1年前の日記 4日目 - SHOMONA