1年前の日記 6日目
どうぶつの森をしたり深夜徘徊をしたりしていたらギリギリになってしまった、慌てて更新。
日記も残すところあと2日。
<ここまでの記事を貼る作業に慣れてきた>
4月21日 ミラノ 晴れ
しかしずーっと晴れてるな!本当に嬉しい。日頃どころか、向こう10年分の行いの良さを前借りしてしまったようだ。引き続き品行方正に生きることをローマカトリックの神様に誓います。ありがとうございます。
さて今日は、その神様の復活祭ことイースターの日曜で、ほとんどの店が休み。ホテルのディナーレストランも閉まっていた。
のんびりとホテルを出て、昨日買ったメトロ1日券でドゥオーモへ。地上へ上がるとすぐドゥオーモ。よくこんな歴史的建造物の真下に穴を掘ったな。
ミラノのドゥオーモはヨーロッパ最大級の大聖堂で、13世紀に作り始めてナポレオンが完成させたとか。日本で言えば鎌倉の大仏に西郷隆盛がバカデカい屋根を付けたみたいな。違うな。違かったから忘れてくれ。
これ!!
ともかくその大規模なドゥオーモ、何がすごいって写真におさまらない。外観を撮っても中から天井を撮っても、上手に切り取ることが難しいくらい大きい。肉眼で目に焼き付けるべし。
隣接するヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ世(世界史に出てきたな)のガレリアも含めて、とにかく見るものを圧倒させる存在感があった。というかどうやって作ったんだよ、想像もつかない…ピラミッドはほら、図面さえ書けばあとは脳筋でも積み上げられそうじゃん。でもこのドゥオーモの細部まで拘った装飾、天井まで届くステンドグラスの中の色づかい、パイプオルガンにごっついリバーブをかける空間の音響などは、技術者・職人が少しずつ手作業で作り上げないと上手くいかない芸術品の巨大な集合体なのである。
全ては神への信仰心と莫大な予算のたまものだ。心ゆくまで堪能した。
デカすぎてどう撮っていいか分からない
厳かにイースターのミサが執り行われていた
この日のメインイベントを終えたので、あとは流し。スポンティーニでミラノ風ピッツァを食べ、開いている店でショッピングした。とにかくディアドラorロットの服が欲しかったので、Foot Lockerという店で購入。ゆるいはインテルショップでクマのキーホルダーを買った。インテルってクマがマスコットだったか…?
スポンティーニは原宿にもある
最後にエッセンルガというイタリアのイオンでお土産を買えば完了!だったのだが、イースターで店休日に。出鼻をくじかれる。かろうじて開いてたお菓子屋で缶入りのビスケット(チョコだっけ?)を買い、これを職場でバラマくことにした。
ホテルでひと休みしたあと、フロントで教わったレストランへ。イタリアでの最後の晩餐だ。
ミラノ風カツレツ(レコードくらい大きい)とラザニア(宝石箱くらい大きい)をたらふく食べ、大いに語らった。
これからの2人の事、将来の話、旅の思い出…周りに伝わらないのを良い事に好きなだけ話し合った。
よく喋ったという達成感と、千切れそうな満腹感を携え、ホテルへ戻った。
最終日に続く→