SHOMONA

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美味い支那そばが食べたい

仕事で中国に行く機会が増え、否が応でも異国の文化に触れる機会が多くなってきたので、主に上海近郊で見たことや思ったことを箇条書きで紹介しようと思う。支那そばは出てこない。

 

【パンダ】

まず、中国といえばパンダ。これは日本人のイメージにとどまらず、というか日本人が思ってる以上に中国人はパンダが好き。キャラクターと言えばパンダ一択。アニメ絵で描かれたり、CGキャラクターとして動いたりしてるのをあちこちで見かけるけど、ここだけの話、マジで実物が一番かわいい。

 

【見た目】

日本人的な目線での判断になるけど、服や持ち物のセンスにはハッとさせられる。以下の文章は先日の出張時、帰りの飛行機に乗る前に描写したメモで、本当に印象的な二人組だった。

 

チケット発券の待機列で目の前を歩いてる中国人男性二人に目をやると、片方の背の高い韓流ツーブロック男は「ダサセーターbot」に即採用されそうな「火のついたマッチとついていないマッチの刺繍が散りばめられてるカーディガン」を着ているし、もう一方の友人のキャリーケースの表面には大きめのセックス・ピストルズのステッカーと並んでもっと大きなちびまる子ちゃんのシールがデカデカと貼られていたりしている。その組み合わせもアリなんだ。ここは本当に自由な国だ。

 

【食べ物】

打首獄門同好会というアーティストが歌っている「日本の米は世界一」という歌だけが事実で、壊れて5年経った象印の炊飯器の方がまだ美味しく炊けるんじゃねえか、って米が出てくる。泣きながら一口食って、後悔しながらもっと泣く。なので中国人の前では「あんまり米が食えないキャラ」を演じてる。そんなんだとあとで腹が減るからホテルでこっそりソイジョイにお世話になってる。ソイジョイは美味い。

上海の中には日本料理屋も多くて、そこで食うと普通に美味いから不思議だ。

 

【インターネット】

LINEが規制されてるので使えません。そんで多分通信の盗聴も普通にされてて、電話口で中国共産党の軽口を叩いたら繋がってたWiFi回線が落とされた。あと小額の支払いはスマホQRコードの読み取りで決済するので、財布を持ち歩かない。Suica決済みたいな感覚だと思う。

 

【総評】

さすが13億人いるな、と思わされるような、パワーとバイタリティのある国。「合理性」の面では、見習いたい部分がかなり多い。なんでもロジカルに(日本人に言わせるとドライに)物事を判断するので、仲間になってしまえば仕事はしやすいのかなと思う。デジタルインフラなどの面で中国の進んだ文化を吸収すべく、そろそろ平成の小野妹子を派遣すべきだと思う。

 

中国人観光客は多く来日すれど、全く接点がないので(他の国の人に比べて、道とかをあまり聞いてこない…?)、海の向こうではこんな感じだよーということを、素直な目線で書いてみた。知見が溜まったら第2弾あるかもしれん。需要はしらん。それではまた。

 

以上